キャンプは今まで、ずっとバイクで行っていたけれども、
ヨンマルを買ってから当然クルマでもキャンプに行くようになり、
積載の自由が増えてきて、キャンプのスタイルも変わってきました。
初キャンプの写真
デビューは’16年 夏の北海道
まさか、荷物が乗らないNC30(レーサーレプリカ)で、北海道に人生初のキャンツーを
するなんて…
(変態というか、馬鹿なのか…)
当時の主な装備はというと、
・ツーリングドーム
・銀マット
・ホムセンの寝袋
・貧民の椅子(ヘルメットがのっているもの)
の4点
この時は、食事はコンビニでキャンプでは
本当にただ寝るだけ。
それが今では…
なんといっても最高のギアのヨンマルに
・ツインピルツフォークTC
・ピコグリル
・コット
・平民の椅子
・NANGAの寝袋
・etc…
と焚火を使いこなしてしっかり自炊もする
それなりのキャンパーに変身
けど一つ足りていないものがありました…
そう、夜の明かりを照らすガソリンランタン。
(やはりぽっぷもちもち的には、LEDライトじゃダメなんです)
去年の年末からずーっと探していたところに、
「君みたいに拘りのある人にはぜひランタンも拘ってほしい」と
ランタンマニアの変態なおじさんにそのコレクションを見させてもらい、
ビビッときた1台を譲ってもらいました。
coleman 228初期型の ビッグハット
1928年生まれっていう約100年も前から
今日まで無事に存在していた奇跡と
228シリーズの”初期型”という点に
こいつの灯りを見てみたい!
という感情が芽生え、譲っていただきました。
やっぱり古いだけあって、
最初は、30分以上燃焼が続かなかったり、
ハットからも火が立ち昇ったり、
マントルの明るさが左右で異なっていたりでいろいろと苦労しましたが、
バイクで鍛えられて整備はお手のもの
今では絶好調、抜群の明るさです。
さすがは夜の太陽!
そしてランタンを見させてもらっている間に、
「こんなものもあるよ」とたまたま見してくれたのが
coleman 530 G.I.ポケットストーブ
このGIストーブは、第二次世界大戦時 米軍から
「1L弱のミルク缶に納まり、どんな燃料でも使えマイナス52度~51度の
過酷な環境下でも使えるものを製作せよ」
との指令を受けて開発されたシリーズの民生版です。
そんな開発背景からくる、
このコンパクトさと武骨さが、
ぽっぷもちもちの本能にぶっささり…
これまた譲っていただくことに、汗
もう時間があれば、228も530も
外でも家でもつけて楽しむ日々で
こちらはキャンプにて、ランタンを眺めながら焼き芋を。
こちらは、お外で228の灯りの元、530を着火して
作った料理を、ランタンの灯りを見ながら食べて。
ことあるごとに、228や530をしばき倒してます。
そして、これらのギアの購入をきっかけに
ますます火器に興味を持つようになり、
火器の沼にハマるようになり、
色々と調べていると…
”3大箱ストーブ”といわれるものを発見。
見つけてはならないワードを見つけてしまった感じです、汗
3大ストーブは以下の3つで、うちひとつはすでに持っている
Optimus 111 or 8R
(写真はプレヒート中のわが愛機 8R)
残りの二つは
・ハインツ ゲニオール社製用灯油ストーブ(ドイツ軍用)
・Tools of Coventry社 COOKER No.12(イギリス軍用)
特にゲニオールストーブは、
プレヒート用にバーナーを備えており、
それでジェネレーターをガンガン炙るスタイル。
一般的なガソリンストーブの、
液体燃料をジェネレーターの下に
設置されたカップに垂らして燃やすタイプとは異なり、
バーナーによるプレヒートが
めちゃくちゃカッコいい…
2泊3日くらいであれば、給油なしで行けちゃうところも魅力的で…
買おうと思いましたが、
まさかの10万円オーバー…
(Cooker No.12も同じくらい値段がします)
限りある予算の中、慎重な判断が求められます、汗
人の価値観は、購入したものである程度
わかると言われます。
ぽっぷもちもちの場合、購入する際のKPIは、
下記を満たすこと。
・そもそもなんで買いたいのか、理由は明確か
(死ぬ前に、あれは良かったと思い出すようなものか)
ぽっぷもちもちなりの購入哲学です。
ひたすら自分に問い続けた先で、
選んだ選択の積み重ねが、
自分だけにしかわからない、
自分だけの人生の味の発見につながると
今日も自分に、問い続けるのであった。
終わり